面接対策
2021/11/22
投稿者:スタッフ
栄養士さんの面接対策
就職活動をしていく中で、無事に書類選考を通過したら、次はいよいよ面接です。しっかりと準備や対策をしておきましょう。今回は、これから栄養士として仕事に就かれる方に向け、【面接でのマナー・姿勢】【面接を成功させるためのコツや注意点】【よくある質問集】をご紹介します。
面接で気を付けたいポイント
面接では質問にどのように答えるか、それもポイントですが、第一印象を決める見た目も大事になってきます。特に栄養士は衛生面をしっかりと管理できるかも見られているので、清潔感があるかどうかで印象を大きく左右させます。
・服装 就活用のスーツは、黒か濃紺でシンプルなデザインのものを選び、シャツは白にするのが基本となります。サイズやデザインは、細かったり、オーバーサイズだったり、変形しているデザインは避けましょう。男性のネクタイはブルー系などの単色、もしくは連帯縞のレジメンタルで2色程度まで、ソックスは黒か濃紺を選ぶのが無難です。スーツやシャツにシワがないか、鞄が汚れていないか、靴のかかとがすり減ってないかなどを確認しましょう。
・メイク・髪型・アクセサリーなど
メイクはナチュラルメイクにしましょう。派手なメイクはNG!実際に現場に入ったときもナチュラルメイクが基本です。髪は前髪が目にかかったり、はねたりしてないか確認すること。アクセサリーはつけても1点まで、香水は人によって感じ方が違うので避けておいたほうが無難です。ただし、現場ではアクセサリーと香水は禁止となります。男性の場合、基本的なことは女性と同じですが、髪はなるべく短い方が良いです。
面接に準備しておく持ち物
次は、面接に必要な持ち物の準備を確認していきましょう。面接当日になってから慌てて用意したり、家を出てから忘れ物に気づいたり・・・などがないように、面接の前日には必要な持ち物を確認しておいて下さい。
➀A4サイズの書類が入るバッグ
履歴書や職務経歴書などの書類を持参するので、書類が折れたり、曲がらないように収納できるバッグにしましょう。
②履歴書や職務経歴書
移動中にアクシデントで、提出書類が汚れたり、折れたりする可能性もあります。提出書類はクリアファイルに入れておきましょう。念のため、もう一部、書類を用意しておくと安心でしょう。
③求人情報(募集要項)、会社案内などの書類
面接会場に向かうまでの間など、もう一度求人情報を確認し、面接直前まで、応募先の企業理解を深めるように努めましょう。
④面接会場までの地図
交通機関などの情報は事前に調べておきましょう。面接会場までの地図も用意しておくと安心です。
⑤ペンやスケジュール帳などの筆記用具
採用試験がある会社であれば、筆記試験が必須になりますので、ボールペン、シャープペン、鉛筆、消しゴムなどの筆記用具は常備しておきましょう。他にも、面接が終わった後に、二次面接の日程など言われる可能性があるので、スケジュール帳も準備しておくと良いでしょう。
⑥採用担当部署の電話番号、担当者名のメモ
交通機関の乱れで遅れそうな時や緊急時に備えて、応募先の電話番号、担当者名などはメモして持っておきましょう。
⑦予備のストッキング(女性)
面接の前にストッキングが伝線してしまった時、替えのストッキングを買わなくてはいけません。コンビニを探していて時間に間に合わないなど、会場に着く前に慌てないよう、予備のストッキングは鞄に入れておきましょう。
⑧身分証明書
会社によっては、セキュリティが強化されているオフィスビルなど、入館の際に身分証明書の提示を求められることがあります。念のため、持っておくとよいでしょう。
⑨スマートフォンなどの通信機器
緊急時の連絡や応募企業の情報収集など、スマートフォンは必須となりますので、充電には十分気を付けましょう。また、面接前にはマナーモードでも音が聞こえると「マナー違反」ととらえる面接官もいるので、電源はオフにしておきましょう。
⑩腕時計
面接中にスマートフォンなどで時間を確認することはできないので、腕時計をしておきましょう。また、採用試験をする場合にも、手元に時計があると便利です。
⑪現金
交通機関の乱れなど、もしも面接の時間に遅刻しそうになった場合、タクシーでの移動も手段として考えることが出てくる場合もあるので、現金は少し余裕を持たせておきましょう。
面接で気をつけたいポイント
とても基本的なことですが、マナーや姿勢として注意しておくポイントがあります。順番に見ていきましょう。
入室のポイント
➀面会会場には10分前に到着しておく。
②コートなどを着ている場合は、面接会場に到着したら脱いでおく。
③面接の待ち時間でも背筋を伸ばして座っておく。時間に余裕があれば、履歴書や職務経歴書に不備がないかの確認をしておく。
④呼ばれたら、ドアをゆっくり3回ノックをして、「お入りください」と応答があってから「失礼します」と声をかけて入室する。
⑤入室したらドアを閉めますが、その時にドアのほうに向き直して閉めるのがマナーとなります。後ろ手に閉めないように注意しましょう。
⑥椅子の前に立つのではなく、横に立ちます。面接官に「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。〇〇 〇〇と申します。よろしくお願いいたします。」と挨拶をしましょう。 ※控室ではなく、既に面接室で待っている場合には、面接官が部屋に入った段階で席を立って挨拶することから始めます。
⑦面接官から「お座りください」と言われてから座ります。
⑧座ったら、鞄は足元に置き、椅子に浅めに腰を掛け、背筋を伸ばして座ります。
退室のポイント
➀面接が終了したら、椅子に座ったまま「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」と面接官にお礼を言い、お辞儀をしましょう。
②席を立ち、椅子の横で再度一礼することを忘れないでください。
③ドアの手前まで移動し、面接官のほうに向き直してから「失礼します」と言い、一礼してください。
④退室後は、会社を出るまで油断はせず、マナーを意識した行動を心掛けましょう。
よくある質問集
面接でどのような質問が来るか、ある程度は想定し、自分で答えを見つけておくことが大切です。よく聞かれる質問をいくつかあげたので、よかったら参考にしてみてください。
・栄養士を目指したきっかけはなんですか
・この会社を志望した理由はなんですか
・これまでどのようなことに力を入れてきましたか
・この現場でどんな栄養士になりたいですか
・仕事をしている上で1番大切にしていることはなんですか
・調理経験はありますか
・前の職場を辞めた理由はなんですか
まとめ
前の職場を辞めた理由や自分の短所などのネガティブな質問の答えは、慎重に答えるようにしましょう。
面接官は「仕事のスキルはどれくらいか」「この会社と合っているか」「人柄はいいか」をなどを見極めようとしています。自分自身も面接を通して、志望先が自分に合うのかを判断することも大切です。自分に合った職場で働けるよう、応援しております!